平成30年12月23日

20181223

こんにちは。とりうみです。平成30年12月23日、いわゆる平成最後の天皇誕生日一般参賀を振り返ります。

おことわり

この記事中の天皇陛下・皇太子殿下は平成30年時点での敬称です。天皇陛下がご退位、皇太子殿下がご即位されて以降は敬称が変わりますが、この記事中では修正せず投稿当時のままにしておりますので、あらかじめご承知おきください。

新元号は「令和」となりました

既にご存知の通りかと思いますが、2019年5月1日に皇太子殿下がご即位されると「令和」と元号が改められます。「昭和六十四年」「平成三十一年」の10円玉を取っておいている私としては「令和元年」の硬貨を手に取ることができれば、より一層改元を実感できそうだなと思いますね。流通は夏以降との事です。

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平成30年12月23日

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私は何度か天皇誕生日一般参賀に参列したことはありましたが、今回の人出の多さは段違いでした。皇族の方々のお出ましは午前10時20分が初回であるものの、午前8時の段階でこの多さです。

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宮内庁の発表によると82,850人が参列されたとのことですが、待機列は押し合いへし合いするようなことは無く整然としていました。そもそも一般参賀参列なのに混乱が起きてたまるものですか。所々に警察官もたくさん居て案内・誘導をしていました。

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その後日の丸を配られたり受け取ったりしました。日の丸を配る方が「天長節おめでとうございます」と言っていたのは印象的でした。

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9時になり列が本格的に動き出しました。荷物検査とセキュリティーチェックを受けることになります。

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セキュリティーチェックが終わると、皇居正門から参入します。

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二重橋です。遠くに見える大勢の参列者に向かってスマホカメラを向ける人が多くいました。かなりの人数がいますし気持ちはわかりますね。私はFDR-X3000を向けているわけですので

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宮殿東庭・長和殿へ

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いよいよ皇族の方々がお出ましになる長和殿が見える位置まで来ました。

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入ってすぐの位置(長和殿向かって左側)は、去年そこに行って人が集中して隙間が無く埋め尽くされた経験がありますので、反対側に回ってきました。

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この↑写真の中央、

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この位置に皇族の方々がお出ましになりますので、肉眼で見るには少々難しい位置とはなります。しかし、平成30年12月の一般参賀からは少し違います。

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今回から長和殿の左右にビジョンが設置されました。ここに天皇皇后両陛下をはじめ、皇族の方々のお姿が映し出される事になります。事前にビジョンの存在が公表されていたような気がするので、私は中央を狙いに行くのではなく、人が集中しない長和殿向かって右側(出口側)のビジョンの方を確認しに来たわけですね。日本語・英語・中国語の三か国語表記での案内がされるのはとても丁寧ですね。

平成31年1月2日の新年一般参賀でもビジョンは設置されていたようです。

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長和殿中央の反対側、宮殿東庭側にはこのように報道陣が居ます。テレビニュースの映像や、新聞に載る写真はこの位置から撮影しているようです。

お出ましになります

何度かアナウンスで案内があり、

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10時20分、お出ましとなります。

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参列者は日の丸を振ってお出ましに応えます。

アナウンスがあり宮殿東庭は静かになり、天皇陛下がお言葉を述べられます。

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お言葉の後、日の丸を振って応える方、「天皇皇后両陛下・日本国民万歳」と万歳で応える方など様々です。

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お出ましが終わり、参列者は長和殿向かって右側より退出します。途中宮内庁庁舎・皇居の自然・江戸城の時代からの櫓や石垣などを見ることができます。

一般参賀の流れは以上となります。今年2019年(平成31年・令和元年)は天皇誕生日がありません。ただし、即位の礼(令和元年5月1日)・即位礼正殿の儀(令和元年10月22日)あたりにもしかすると一般参賀が開催されるとか、令和2年以降の新年一般参賀(1月2日)・天皇誕生日一般参賀(2月23日)に参列される方はぜひ参考にされてください。

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最後までありがとうございました。

平成31年 4月4日