そうだ 18きっぷで 京都南座、行こう。[1往復目・快活CLUB四条大宮駅前店と南座超歌舞伎編] ~とりうみトラベル Aug. 2019~

Kyoto

こんにちは。とりうみです。前回記事ではムーンライトながらに挑戦しました。その後電車を乗り継ぎまして、目的地の京都に到着です。

1. 京都駅到着

2019年8月16日 朝7時45分 京都府京都市 京都駅

とりうみトラベル企画としては初めての京都です。台風の影響により各地で電車の遅れなどが発生していたようですが、徐々に平時を取り戻しつつあると言ったところでしょうか。

この日の南座超歌舞伎・リミテッドバージョンの開演は15時30分、つまり8時間くらい時間があるわけですので、ムーンライトながらでの戦いを終えた体の休息のために四条大宮まで移動します。京都駅より嵯峨野線で丹波口駅まで、そこから徒歩で五条通り、大宮通りを経由して四条大宮まで参ります。たまに雨が降ったせいなのか、疲れのせいなのか、道中の写真は1枚も撮っていなかったようです。

2. 快活CLUB四条大宮駅前店

8時24分 京都市中京区四条通大宮西入錦大宮町

www.kaikatsu.jp

店外の様子

Shijo-Omiya

四条大宮交差点です。写真に写っているのは阪急京都線の大宮駅です。写っていませんが交差点の反対側には嵐電の四条大宮駅があります。

kaikatsu club

交差点すぐそばのビル5階に、快活CLUB四条大宮駅前店があります。

店内の様子

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受付・ドリンクカウンター・漫画の本棚は5階、ブース席は4階にあるので、必要に応じて上り下りする必要があるようです。

kaikatsu club

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シャワーは無料ですがタオルは有料でした。よく利用している快活CLUB沼津店はタオルも無料で使えましたので、店によって運営に違いがあるのだと改めて思いました。

ブース席で朝ごはん

kaikatsu club

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暗いですがフラット席、休憩・仮眠するには十分でしょう。貴重品などはモニター上のダイヤル式ロッカーに入れる事ができます。

kaikatsu club

無料モーニングが食べられる時間ですのでいただきます。

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調子に乗って朝カレー(当時の価格は206円[税込])も頼みました。

kaikatsu club

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朝カレーにポテトをトッピング。疲れのせいか個人的には美味しくいただきました。それではおやすみなさい

昼ごはんもここで済ませる

13時30分ごろ 快活CLUB四条大宮駅前店

3時間くらいは仮眠できたかと思います。超歌舞伎の開演まで2時間、別のところで食事しても良いかなとは思いましたが、ムーンライトながらは体への負担が大きかったらしく、もうここで食事を済ませてしまおうと思いました。

kaikatsu club

ミックスランチ(ご飯大盛無料)です。料金は530円(税込)ですが、2020年2月現在ではこのメニューは公式ページに載っていませんでした。

14時過ぎくらいまでゆっくり過ごしまして、料金は2,356円(6時間パック1,620円+朝カレー206円+ミックスランチ530円[税込み・全て当時の価格])でした。

Shijo-Omiya

天気も良くなりました。せっかくなので、京都の街並みを見つつ徒歩で南座まで移動することにします。しかし凄く人通りが多かったので写真を撮るのは控えました。撮って載せようとしたらボカシだらけになってしまいますし。

3. 京都四條 南座

www.shochiku.co.jp

minamiza

という事で、

minamiza

京都四條南座に到着です。いよいよ来た、という気分でした。演目自体は2019年4月のニコニコ超会議で公演されたものと同じですが、ここは幕張ではありません。京都です。しかも歴史ある南座での公演です。このような機会を作ることができたことは幸せな事だと思います。

「南座 超歌舞伎」本興行とリミテッドバージョンの違い

chokabuki.jp

詳細は公式ページをご覧いただければと思いますが、簡単に説明しますと本興行は演目が3つリミテッドバージョンは1つであり、そしてキャスティングが違います。

本興行・幕張版では主役は中村獅童さん、悪役は澤村國矢さんであり、リミテッドバージョンでは主役が澤村國矢さん、悪役が中村獅一さん(これまでは立師や黒衣をご担当)となっています。同じ演目でもキャスティングが変われば雰囲気もかなり変わってきますので、そのあたりとても楽しみにしています。

南座の舞台・客席

私は最も安い席3階席をとりました。

minamiza

minamiza

minamiza

minamiza高くてちょっと怖い

3階席とは言え、舞台に最も近い席なので十分だと思います。しかしこの雰囲気は最高ですね。南座に入ることができて座席に座れただけでも、チケット代くらいの価値は十分にあったと思います。

今昔饗宴千本桜 はなくらべせんぼんざくら

話せば長くなりますので雑に脚本の内容を言えば、主役と敵役によるミクさんの取り合い、そして敵役が枯らしたご神木「千本桜」を復活させるべく主役とミクさん観客が頑張るという話です。我ながらいろいろ台無しな言い方です。

普段公開されている歌舞伎との違いは、ミクさんが壇上にて登場する(映し出される)という事、観客がペンライトを持ち場面によって色を変えて振る(大向こうのような役割も果たす)事、大団円の後カーテンコールにかけて主役(中村獅童さんもしくは澤村國矢さん)によるライブのようなモノが始まるという事です。千穐楽ではアンコールがあります。

cho-kabuki

Cho-kabuki

Cho-kabuki

公演中の撮影などは禁じられていますが、カーテンコール中に限り撮影・SNS拡散OKとの事で何枚か撮ってみました。大音量の「千本桜」と共に桜色のペンライト「桜の色の灯(ともしび)」を振りまくる観客。これが歌舞伎です。なお別日ですが千穐楽では獅童さんがノリノリで観客を煽りまくるのでもっと凄いです。

狐さん

Cho-kabuki

この狐さんのアクションは凄かったです。そしてかなりお茶目な写真↑を撮ってしまいました。

リミテッドバージョンの感想など

澤村國矢さんは歌舞伎公演の主役を務めるのは初めてということでしたが、しっかり主役・佐藤四郎兵衛忠信を演じられていたと思います。獅童さんが迫力のある・力強い忠信であったならば、國矢さんは丁寧な・静かな忠信であったと思います。今昔饗宴千本桜・花街詞合鏡・積思花顔競という超歌舞伎の演目を観る事ができましたので、今後も機会あれば超歌舞伎の場で観劇できれば良いなと思います。私は2020年のニコニコ超会議の超歌舞伎は観に行けない事が確定しています(かなり悔しいです)。

終演

minamiza

minamiza

minamiza

本当に良いものを観させていただきました。関係者の皆さまありがとうございました。

4. 青春18きっぷの権利を投げ捨てて急いで帰ります。

超歌舞伎の観劇もしっかり楽しみまして、後は東京まで帰るだけです。青春18きっぷが使えますので、京都から東京まで普通列車を乗り継いで帰るのがネタとして正しいと思います。しかし、明日も朝早くから仕事なのです。

17時30分ごろ 新幹線車内にて

shinkansen

shinkansen

新幹線に課金して急いで帰ります。新横浜まで。ムーンライトながらや普通列車を乗り継いで8時間以上かけて来た行程を2時間少々で戻ります。たまには新幹線にも乗りたいので良しとします。仕方がありませんがいろいろ台無しです。

東京から京都の1往復目の旅は以上です。青春18きっぷの過酷な旅・ムーンライトながらの過酷な旅の洗礼を受けましたのでこの10日後、再び東京から京都の鉄道旅を実行していくわけです。目的は再びの南座歌舞伎千穐楽です。今回も最後までありがとうございました。