こんばんは。とりうみです。トラベルと名乗っておきながら全く旅行に行っていませんでしたが、2018年12月、ようやく旅行に行けましたので今回はそのお話です。
1. サンライズ瀬戸・サンライズ出雲に乗るっ
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は2018年現在、日本に残された唯一の寝台特急です。寝台列車は、ブルートレインの愛称で日本各地を走っておりましたが、残念ながら2015年3月の北斗星の定期運行・8月の臨時運行を最後に全廃となっていしまいました。私は乗る機会があったにもかかわらず…悔やみきれませんね。
以前の記事とほぼ同じ内容をまた書いてしまいましたが、そのくらい悔しい思いを引きずっているわけですが、旅行は行くことができるうちに行った方が良いと思います。興味ある列車や路線がいつの間にかなくなってしまうというのはよくあることだと思いますし。
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は1日(上下線で)2本、部屋数も限られますので切符の競争率が高い日もあります。ですので切符を求め、朝の10時ちょうどにみどりの窓口に購入手続きをお願いする、という方も居るようです。
※年末年始ごろに数日、サンライズ出雲の臨時列車があります。
私はYouTubeでサンライズ瀬戸・サンライズ出雲の動画を見まくって予習して、電源タップ・ハンガーとタオル・HomeWifiなどを用意し、実際の乗車に備えることにしました。
2. 発車前なのに実際に目の当たりにした時のテンションの高さ
2018年12月17日
21時20分 東京駅で気持ちを抑えて待ちます。
21時28分 サンライズが入線する同じホームに、湘南ライナー(185系)が居たので撮ります。
21時30分 湘南ライナーを見送ります。放送によるとサンライズ入線は21時35分との事。東京駅発車は22時ちょうどなので25分間も時間があるわけですね。(フラグ)
21時35分 ついに来ました。
あっ!ここYouTubeで見たところだ!いや外から見るだけなら誰でも…
とりあえず25分間という時間を有効活用すべく、動画や写真を撮りまくります。しかし迷惑な撮り鉄にならないように十分に配慮するようにしなければなりません。まずは自分のシングル個室に荷物を置きに行きまして部屋のロックもしっかりしましてさあ撮りに参ります。
行先表示幕を撮ります。
連結部分を撮ります。
後ろ(14号車)も撮ります。
出雲側の行先表示幕も撮ります。
車内から連結部分も撮ります。
私のシングル個室は先頭1号車にありますが、14両もの長さがあるにも関わらず2往復くらいうろついたような気がします。迷惑はないかもしれませんがだいぶ不審者だったかもしれません。
※ 乗車すぐにシャワーカードを買います
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲に乗車し、しっかり満喫するためには実は最も優先してやらなければならない事があります。(※個人の感想です)
シャワーカードの購入です。
横浜駅発車後(東京駅を発車して40分くらい)ですが、既に瀬戸(3号車)の方も出雲(10号車)の方もシャワーカードが売り切れていました。始発駅から乗車していないと、もしかすると購入すらできないかもしれない、なんという競争率でしょうか…
タオルの車内販売はされていないようですので、事前にタオルと小銭で320円を準備をしてシャワーカードをしっかり購入できれば、サンライズ車内でのシャワーをめちゃめちゃな揺れとともに楽しむことができます。
なおシングルデラックスに乗車される選ばれしA寝台12名の英雄方は、タオルを含むアメニティとシャワーカードが無料で提供されるようですので、事前の準備は不要ということになります。
3. 発車したら落ち着いて検札を待ちます
22時00分 サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は定時で東京駅を出発しました。ある程度撮りまわった私は、検札があることをYouTubeでしっかり予習して知っていましたので、車内探検をしたい気持ちを抑えつつ、素直にシングル個室で検札を待ちたいと思います。とりあえず部屋の電気を消して、カーテンを全開にして東京の夜景を楽しみます。これから旅行に行くんだという気持ち、寝台列車ならではの雰囲気、幾度となく東京の夜景は見たつもりですが、なんとも最高の気分でした。しかしその時私はどんな顔してましたかね。だいぶニヤついてませんでしたか?
22時24分 横浜駅到着前後
静かに夜景を眺めていると、廊下から他の部屋への検札の声が聞こえます。その後すぐに私の検札も済ませることができました。大変ありがたいことです。
さあ車内探検に出発しましょう。実際私三十路過ぎの男なんですけど。
ノビノビ座席では、既にお休みになっている方も多くいらっしゃいましたので、迷惑にならないように静かに、手短に撮影させていただきました。
シングルデラックスの部屋とサンライズツインの部屋は見ることはできませんでしたが、それ以外はだいたい回れたかなと思います。シャワー室に関しては後編になります。
4. 法律(電波法)は遵守しましょう
サンライズ車内でやってみたかったことがあります。HomeWifiでインターネット接続です。コンセントがあれば工事無しでインターネットに接続できるという優れものを使い、サンライズ車内でもインターネットをしてみました。なお設定はしっかり確認します。法律は遵守しましょう。
実際に接続は成功しまして、スピードテストで下り40Mbpsも出たり10Mbpsも出なかったりして十分にできるなと思いました。ただしトンネル内では切断されるなとも思っていたら…
23時30分頃 (時間からするとおそらく)丹那トンネル内で10分くらい停車
つながりません。
トンネルの中だとスマホもつながらないしもちろんWifiも無理です。インターネットできないまま結果的に10分くらいトンネル内で止まってました。後から知りましたが、丹那トンネルって長いんですね。7.8kmあります。余裕でサンライズ14両全車両トンネル内だったと思います。これでは検証も何もありません。
そしてどう考えても持ち運びに不便ですので、近いうちにポケットWifiに契約し直します。本当にありがとうございました。
続きは後編になります。前編の最後までありがとうございました。